千葉県・静岡県のクリニック経営伴走支援

03-6388-0473medi@ryozenpro.com

RYOZENPROCLINIC MANAGEMENT PARTNER

料金よくある質問無料相談

近隣に新しい医院ができ、患者さまがそちらへ流れているように感じても、見た目だけを新しくすれば解決するとは限りません。まず確認したいのは、診療内容や医院の特徴、受診までの導線が現在の患者さまに伝わっているかです。

この記事では、既存サイトを改修するときの優先順位、制作の進め方、費用の考え方を整理します。

新しい医院ができたとき、改修前に整理したいこと

患者さまの流れが変わった理由を、ホームページだけに決めつけないことも必要です。立地、診療時間、紹介、評判、診療内容など、来院のきっかけは一つではありません。ホームページ改修では、その中で「受診前に必要な情報が伝わっているか」を確認します。

私が大事にしているのは、デザインを選ぶ前に、誰へ何を伝えるサイトにするのかを決めることです。新しい医院のサイトをまねるのではなく、自院に足りない情報と導線を見つけるところから始めます。

既存ホームページで見直したい7項目

1. 診療内容が初めて見る人にも分かるか

診療科名だけでは、患者さまが自分の症状について相談できるか判断しにくい場合があります。実際に対応している診療内容を、院内で確認したうえで分かりやすく整理します。

専門用語を並べるより、どのような悩みで相談できるのかを簡潔に示します。対応していない診療や、確認できていない効果まで広げて書かないことが前提です。

2. 診療時間、休診日、アクセスが最新か

診療時間や休診日が古いままだと、来院前の不安につながります。住所、地図、最寄り駅、駐車場の有無なども、実際の状況と一致しているか確認します。

臨時休診や診療時間の変更を、誰がどこへ掲載するかも決めておきます。トップページだけを直しても、診療案内や予約ページに古い情報が残れば混乱します。

3. 予約や問い合わせまで迷わず進めるか

電話予約、Web予約、問い合わせフォームなど、医院によって受付方法は異なります。患者さまが使える方法と受付時間を示し、スマートフォンから迷わず進める状態にします。

外部の予約システムを利用している場合は、改修後も正しく連携できるかを制作前に確認します。ホームページと予約システムの管理会社が異なるなら、役割分担も必要です。

4. 院長先生と医院の考え方が伝わるか

新しい設備や建物だけが、医院を選ぶ理由ではありません。どのような患者さまと向き合ってきたか、説明や診療で何を大事にしているかも、判断材料になります。

院長あいさつが開院時のままなら、現在の診療体制に合わせて見直します。抽象的な美辞麗句ではなく、院内で実際に大切にしている姿勢を自分たちの言葉で伝えます。

5. 自院の特徴を事実に基づいて説明しているか

「地域で一番」「他院より優れている」といった比較表現で競うのではなく、対応している診療、通院のしやすさ、連携体制など、確認できる事実を整理します。

厚生労働省は、医療機関のウェブサイトについても医療広告のルールに沿った情報提供を求めています。虚偽や誇大な表示、他の医療機関より優良だと受け取られる表示などを避け、公開前に掲載内容を確認します。

6. スマートフォンで読みやすいか

文字が小さい、ボタンを押しにくい、地図や診療時間へすぐ移動できない。このような状態では、必要な情報が載っていても届きません。

制作時はパソコンの画面だけで判断せず、実際のスマートフォンで確認します。文字の大きさ、電話ボタン、予約導線、ページの長さを見直します。

7. 公開後に更新を続けられるか

ホームページは、公開時点で完成して終わるものではありません。診療時間、担当医、休診、予防接種など、変わる情報を更新できる状態が必要です。

院内で更新するのか、外部へ依頼するのかを決めます。更新担当者、確認者、依頼方法が曖昧だと、時間がたつほど実際の診療体制とのずれが大きくなります。

新しい医院のホームページをそのまままねしない

近隣の新しい医院を見ることは、情報の不足を発見する参考になります。ただし、デザインや言葉をそのまままねても、自院が選ばれてきた理由は伝わりません。

長く地域で診療してきた医院には、これまで積み重ねてきた関係や診療姿勢があります。通いやすさ、説明で大切にしていること、対応している診療など、患者さまが比較するときに確認できる事実へ置き換えます。

写真も同じです。素材写真だけで整えるより、掲載許可を確認した実際の外観や院内写真がある方が、初診時のイメージを持ちやすくなります。古い写真を使い続けている場合は、現在の院内と違いがないかを見直します。

RYOZENPROでは、ホームページに掲載する外観・院内・院長先生などの写真撮影に加え、院内紹介や採用に使う動画の企画・撮影・編集も引き受けています。ホームページと撮影を別々に考えず、誰に何を伝えるかに合わせて必要な素材を設計します。撮影内容と公開範囲は個別に確認します。

患者さま向けの情報だけでなく、採用情報も改修範囲に含める場合があります。クリニックの人手不足と採用に加えて整えたい業務導線で紹介したように、患者さま向けの案内と採用情報は、対象者を分けて設計する必要があります。

クリニックのホームページ改修は6段階で進めます

既存サイトの改修では、次の順序で進めます。

  1. 改修の目的と主な対象者を決める
  2. 現在のページ、情報、導線、写真などを確認する
  3. 残す内容、直す内容、追加する内容を分ける
  4. 公開後の更新方法を含めて構成を決める
  5. 制作、表示確認、内容確認を行う
  6. 公開後に必要な情報を更新し、改善する

最初から全ページを作り直す必要があるとは限りません。診療時間や予約導線など、優先度の高い箇所から直せる場合もあります。反対に、管理環境が古く、安全に更新できない場合は、土台から見直す判断が必要です。

既存の制作会社、予約システム会社、院内担当者がいる場合は、誰が何を担当するかを先に確認します。医療DXをどこから始めるかを整理した記事でも、ツールを選ぶ前に目的と担当者を決める考え方を紹介しています。

改修費用は、金額と作業範囲を一緒に確認します

RYOZENPROのmediでは、既存ホームページの改修を30万円で案内しています。公開後の更新や改善を継続して依頼する場合、ホームページ運用支援は月額5万円からです。ホームページ改修だけでも依頼できます。

30万円は、新規制作を含むすべてのホームページに一律で適用する金額ではありません。正式な見積もりでは、少なくとも次の点を確認します。

  • 新規制作か既存サイトの改修か
  • ページ数、必要な機能、修正範囲
  • 原稿、写真、動画などの素材があるか
  • 予約や問い合わせフォームの現在の環境
  • 公開後の更新や運用が必要か

写真撮影や動画撮影・編集も相談できますが、改修30万円に一律で含まれるとは限りません。撮影場所、写真の点数、動画の長さ、編集範囲などを確認し、見積もりで制作範囲を明確にします。

制作会社を選ぶときは公開後まで確認します

クリニックのホームページ制作・改修を依頼するときは、完成時のデザインだけでなく、次の点を確認します。

  • 医療広告の確認を含め、医療分野の情報を慎重に扱えるか
  • 現在のサイトを確認してから改修範囲を提案するか
  • 原稿、写真、機能など、料金に含まれる範囲が分かるか
  • 院内で更新する方法や、公開後の支援を相談できるか
  • 既存の制作会社や予約システム会社と役割を調整できるか

すべての医院に同じ構成が合うわけではありません。ホームページだけで解決する課題か、採用情報や動画、院内の運用も関係するかを分ける必要があります。効果が見込めない施策まで一度に追加せず、今直すことと後で検討することを整理します。

RYOZENPROは、医療機関への伴走支援や診療報酬チャットボット開発など、医療分野の支援に関わってきました。ホームページ改修でも、見た目や新しい機能を先に決めず、医院の現状と優先順位を確認することを大切にしています。

近隣に新しい医院ができ、ホームページを見直したいと感じたら、まずは診療内容、受診までの導線、更新体制の3点を確認してみてください。依頼内容が決まっていない段階でも構いません。RYOZENPROの無料相談では、既存サイトを見ながら改修の優先順位を一緒に整理します。

参考資料